M-1グランプリ


M-1グランプリ(エム ワン-)とは島田紳助が企画して、吉本興業が主催する漫才の選手権大会である。
オートバックスセブンが特別協賛(冠スポンサー)していることから、正式名称は「オートバックス〜M-1グランプリ」となる。在阪準キー局のABCテレビ(朝日放送)制作で、ANN(All-nippon News Network)系列で放送される。


大会実行委員長は島田紳助。
紳助は自身の現在のタレント生活が成立しているのはデビュー当時から8年間続けた漫才(紳助・竜介)があってこそと考えており、またその漫才を途中で辞めた罪悪感から「何か恩返ししなければ」と常々考えていた。また、「松本紳助」内で松本人志と「単純におもろい奴を決めるコンテストがしたい」と話をする中でその構想は具体化していった(松本が決勝戦の審査員を務めているのはこの番組で紳助に誘われたため)。
また紳助は、芸人が芸人をあきらめるきっかけを作りたかったとも語っている。

このような経緯を経て、2001年に吉本興業の主催で創設される。
全国規模としては「NHK新人演芸大賞」と並ぶ新人漫才コンクールである。名称は「漫才」の「M」の頭文字を取ったもので「K-1グランプリ」等に倣ったもの。
しかし、漫才に限らずコント・トーク・歌(ただし、ピンマイクは使用不可能。使えるのはセンターマイク1本のみ)等の芸が許されている。



■参加資格■
参加資格はオープンであり、結成から10年以内(2002年までは10年未満)のコンビであればプロ、アマチュア、国籍などの一切は問わず出場できる。
即興で結成されたコンビにも門戸を開いている。
ただし、結成年は自己申告であるためカンニングなど10年をゆうに越えた出場者も存在する。

また、2人組のコンビだけでなく3人以上でも出場できる。
過去にはザ・プラン9(5人組)が決勝に進出し、安田大サーカス・にのうらご・我が家・せんたくばさみ・うがじん・ニブンノゴ!・GAG少年楽団・ポテト少年団(トリオ)、超新塾(5人組)なども準決勝まで残った例がある。

開始当初は「どうせアマチュアは決勝にも行けないだろう」と言われていたが、近年ではアマチュアの複数組が準決勝に進出したり、2006年には現役OLコンビ・変ホ長調がアマチュアとして初めて決勝進出を果たすなど躍進している。
そのため、翌年から決勝進出を狙って本格的に気合を入れたアマチュアが激増した。



■決勝戦■
12月下旬に決勝大会と最終決戦が開催、テレビ生放送(ABC制作、テレビ朝日系全国列ネット)が行われる。ABCが日曜日のゴールデンタイムに制作枠を持っている関係で、決勝戦の放送枠は同月の第4又は第5日曜日の夜に設定されることが多い。

■決勝ファーストラウンド■
準決勝で選ばれた決勝進出者8組+敗者復活戦勝者1組の計9組全員の漫才が披露され、決勝戦審査員の採点を総合しての得点で上位3組が最終決戦に進出する。

■最終決戦■
決勝ファーストラウンドで勝ち残った上位3組が順位に関係なく決勝ファーストラウンドとは別のネタを披露し、決勝戦審査員が3組で一番おもしろいと思ったコンビに投票する「指名投票制」で行われ、もっとも票を集めたコンビが優勝となる。なお、同じ得票数になった場合には決勝ファーストラウンドの順位が高かった方が上位に認定される。


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